緑内障とは

  • 視神経に変化が生じ、視野の中に光を感じづらい部分が生じてその範囲が徐々に広がっていく疾患です
  • 眼圧を下げることで進行を抑制できます

【視野検査での緑内障進行の過程】

緑内障の種類:(隅角と眼圧については下の補足をご覧ください)

  • 開放隅角緑内障:隅角は正常、眼圧は正常値より高い
  • 正常眼圧緑内障:隅角は正常、眼圧は正常範囲内
  • 閉塞隅角緑内障:隅角は閉塞している、眼圧は正常値より高い
  • 続発緑内障:他の眼の疾患、全身疾患、薬物の使用が原因となって眼圧が上昇する

補足

  • 隅角:眼の内部には水が貯留しています、水は毛様体で作られ、前房を通って隅角から線維柱帯、シュレム管へ流れていきます、隅角が閉塞すると水が排出されず、眼内の水の貯留量が増加し眼圧が上昇します
  • 眼圧:眼球内部の圧力のことで、正常範囲は10~20mmHgです

検査方法

  • 細隙灯顕微鏡検査:眼を直接観察し開放隅角か閉塞隅角かを判別します
  • 眼圧検査:眼圧を測定します、眼圧が高いと緑内障発症のリスクが高まります
  • 眼底検査:視神経の形状に異常がないか確認します、緑内障の場合は視神経乳頭陥凹拡大などの所見がみられます
  • OCT:視神経乳頭の形状や網膜神経線維の厚さを測定できます、緑内障の早期発見に非常に有用です
  • 視野検査:視野障害の有無や進行具合を測定します

治療

  • 隅角が正常の場合:眼圧を下げて視野障害の進行を抑制します、眼圧を下げる方法として最も一般的なのは点眼薬です、点眼薬では効果が不十分な場合は手術やレーザー治療などで眼圧を下げます
  • 隅角が閉塞している場合:隅角の閉塞を解除するためにレーザー虹彩切開術や水晶体摘出術を行います
  • 続発緑内障の場合:元となる病気の治療や原因となる薬物を中止します